工場・倉庫

木造工場・倉庫

近年、工場や倉庫建築にて、木造を採用する事例が増えています。鉄筋・鉄骨・RC構造よりもコストパフォーマンスが高い木造には様々なメリットがあります。木材は優れた断熱性を持ち、エネルギー効率の良い施設を実現します。さらに、木の温もりは働く人々の快適さと健康に貢献します。木造建築は、職場の雰囲気を和やかにし、働く人々のストレスを軽減する効果もあります。木材は環境にも配慮した資源であり、持続可能な建築の一環としても評価されています。

豊工務店の安さの秘密

「木材は、鉄骨、コンクリートに比べて燃えやすく火事になりやすい。」とのお声をよくお聞きします。ご存知の通り、木材は燃えますが、燃え進むのがとても遅いという燃え方の特徴があります。モノの燃焼には酸素が欠かせません。木材は、大気に触れた表面が炭化するため、燃え進もうにも酸素の供給が妨げられてしまいます。鉄骨、コンクリート自体は燃えませんが、原料や製品に引火して火災・爆発事故等が発生します。また、火災時の過熱によって鉄は強度が急激に落ちるため、建物崩壊の危険性があります。火災時は、建物の素材より、緊急時の安全設やBCP(事業継続計画)対応の方が重要と考えられます。災害発生時は、人命が最優先となります。火災発生時の建物の安全性確保では、①燃え進む速度をできるだけ抑えること、②建物内の人が避難できる動線を確保しておくことなどが必要となります。消防法に準拠し、BCP(事業継続計画)の作成や、安全訓練の定期実施など実施します。

法定耐用年数表

用途 木造 鉄骨造 RC造
事務所 24年 38年 50年
店舗 22年 34年 39年
住宅 22年 34年 47年
病院・診療所 17年 29年 39年
倉庫・工場 15年 31年 38年

工場・倉庫の場合、鉄骨造(S造)の耐用年数31年に対して木造は15年で設定されています。減価償却資産の耐用年数が他構造に比べて短いため、鉄骨造やRC造に比べて毎年の減価償却費を多く計上でき、キャッシュフローが有利です。適切にメンテナンスされた木造の耐用年数は他工法と遜色ありません。最終的な解体コストも安価です。

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